配当金をもらって、セミリタイアしたいんだけど、何に投資するのが良い?
SPYDの減配が発表されたけど保有していて大丈夫?
こんな悩みに答えます。
- セミリタイアしたい方
- 配当金生活をしたい方
- 高配当ETF【SPYD】を買っているけど減配を受けて売るか悩んでいる人
この記事を書いている人
資産運用を始めてようやく2年目、現在の金融資産がようやく1,000万円を超えた30代サラリーマンです。目標は40歳、総資産5,000万円持ってセミリタイア。
では解説していきます。
目次
セミリタイアを目指す人が高配当ETF【SPYD減配】でも買う理由

結論、セミリタイア後の生活費を確保するためです。
少し深堀していきます。
SPYD減配でも保有するメリット【配当金生活でセミリタイア実現へ】
SPYDを保有する最大のメリットは配当金生活を目指せるETFであること。
その理由は下記のとおり。
配当金減配でも配当利回り4.5%と変わらず高利回り
SPYDを保有することで、セミリタイア実現に向けて大きく前進します。
ここで、セミリタイア実現するために実践していることを紹介します。
下記のとおりです。
- 1年間の生活防衛資金以外は全て株式へ投資
- 配当金は株式へ再投資
- 月3万円以上の副収入を得るために副業を開始
私の場合は【配当金】と【月3万円以上の副収入】を得ることでセミリタイアを実現しようと考えています。
配当金と副収入のお金で生活費を補う
これができれば【FIRE】セミリタイア達成となります。
この生活費は人それぞれのため、目標とする配当金・副収入は違ってくるので注意して下さい。
もっと詳しく知りたい方は下記の記事をどうぞ。
ここで、セミリタイアを実現するために選んだのが、高配当ETFのSPYDです。
決まった月に配当金をもらい、配当金生活をしたいと考え高配当ETFのSPYDを買うことに決めました。
- 配当利回り4.5%超え
- 経費率0.07%
- 連動指数S&P500
深堀していきます。
配当利回り4.5%超えは大きい。
高配当銘柄の基準を大きく上回っています。
高配当銘柄の基準:3%
SPYDの配当利回り:4%
私が目指している総合配当利回りは3%です。
このSPYDは高配当ETFなだけあり、非常に満足できる利回りです。
経費率も0.07%と非常に安い
経費率が安い。
例えば下記のとおり。
100万円預けていたとしても、年間たった700円で管理
自分で何社も選んで投資するのにはかなりの時間と労力が必要です。
しかし、ETFのSPYDは全て自動で管理。
管理してくれることは下記のとおり。
- 1月と7月に自動で銘柄選定
- 条件に満たない銘柄は自動で弾く
この経費率で管理してくれるのであらば非常に安いと考えています。
連動指数S&P500の安心感
アメリカを代表する企業の中でも大型株500銘柄の株価に連動しています。
この指数の特徴は下記のとおり。
右肩上がりで成長中!
この指数は数々の金融ショック(ITバブル、リーマンショックなど)を乗り越えて右肩上がりで成長し続けています。
この500社の内配当利回りが高い上位80銘柄で構成されているため、自分自身で選ぶよりも安心できるETFです。
ここで、気になることが1つ。
魅力的なことは分かったけど、【デメリット・注意点】はないの?
この【デメリット・注意点】について、次の章で解説します!
高配当ETF:SPYDの【デメリット・注意点】


デメリットは2つ。
下記のとおり。
- 配当金の減配リスク
- 株価下落時の戻りが遅い
少し、深堀していきます。
配当金の減配リスク
2020年9月の配当金、SPYDは大幅減配でした。
2020年9月の配当金は【約0.26$】。
これは、前年度2019年9月の約0.45$と比較すると、SPYDは大きく減配となりました。
下記のとおり。
前年度比:41.1%の減配
このように、高配当ETFのSPYDには減配リスクがあります。
株価下落時の戻りが遅い
さらには、SPYDはコロナショック後の株価自体の戻りが遅いのも気になります。
他の高配当ETF【VYM】、【HDV】と比べても成績が悪くなっています。約27%の下落と成績が悪いです。


また、2020年12月にも配当金がありますが12月もSPYDは減配となる可能性が高いです。
なぜ、このように戻りが遅く、減配となっているのかというと、高配当で割安な不人気銘柄の詰め合わせだからです。
なので今後も減配、株価自体の下落すると考えていた方が良いでしょう!
SPYDは買いなのか?


結論、買い増しはしてきますが投資額は減らしていきます。
SPYD減配でも保有する魅力
SPYDを保有する一番の魅力は、下記のとおり。
配当利回り:4.5%以上
もし、この最大の魅力がなくなるのであれば保有する意味はないと考えています。
しかし、未だに高利回り水準なので売却はせず、買い増しする予定です。
次の章で、私の今後の投資方針を紹介していきます!
SPYD減配を受けて今後の買いの目安価格は?
結論、28.9$以下であれば買い増ししていく予定です。さらに、26.0$以下であれば積極的に買っていきます。
判断基準は?
判断基準は、たった2つ。
下記のとおり。
- 目標利回り4.5%以上
- 2020年12月の配当金が前年度比で45%下落
この条件は下記2点の理由から設定しました。
- 高利回り水準の4.5%以上を確保
- 2020年12月も同じく減配する
この2点を踏まえて、計算すると配当利回り4.5%を維持するのは28.9$以下で買うのが条件となります。




ですので・・・
今後のSPYDに対する投資方針は28.9$以下である限り買い増ししていきます。
まとめ【セミリタイアを目指す人が高配当ETF『SPYD減配』でも買う理由】
今回は【SPYD減配】セミリタイアを目指す人が高配当ETFを買う理由【FIRE】について紹介しました。
- 配当金減配リスク
- SPYDは買いなのか?
- SPYD減配を受けて今後の買いの目安価格は?
セミリタイア後の生活費168万円を早期に補うために、高配当ETFのSPYDに投資しています。
しかし、高配当ETFなため、リスクも大きいです。今回のように41%の大きな下落、コロナショックのような暴落時にも戻りが遅い、などなど・・・
これらのリスクをしっかり把握したうえでSPYDを買っていきましょう!
- 減配リスクはあるけど買い
- 購入目安:28.9$以下が、ねらい目
そして今後のセミリタイアを目指す人の投資方針は28.9$以下であれば買いの判断、さらに26.0$以下であれば積極的に買っていく方針です。
オススメの記事・参考書籍
FIRE・セミリタイアを目指す人の総資産・配当金【2020年11月実績公開】
セミリタイアを目指している人の投資実績を公開中!投資先、配当金、毎月の推移を公開しています。
本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
私がセミリタイアを真剣に計画するキッカケとなった本です。セミリタイアするために実際に何を行ってきたかが書かれているため、タイトルのように『本気でFIREをめざしている人』にはオススメの本です。