悩む人
大事なお金を安全に運用して増やしたいな。
こんな悩みに答えます。
- FIREを目指す人のポートフォリオが気になる方
- 安全に資産運用をしたい方
- セミリタイアを目指している方
- 投資額と現金の比率が気になる方
この記事を書いている人
資産運用を始めて3年目、金融資産が1,000万円を超えた30代サラリーマンです。目標は40歳、総資産5,000万円でFIRE・セミリタイア。
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流し聞きで安全に資産運用できる米国債券ETF:AGGやFIREを目指す人のポートフォリオについて学べます。
目次
FIREを目指す人のポートフォリオ【1日の変動額が50万円以上に】

FIREを目指す私のポートフォリオの特徴は、総資産の80%を株式へ投資している点です。
その結果、1日の変動額が50万円以上になる日も。
リスクを取りすぎと判断し、今後は債権を混ぜる予定です。
現在のポートフォリオ【株式80%以上:リスク大】
現在のポートフォリオはこんな感じ。

グラフからわかるように、総資産額の多くを株式に投資しています。
- 総資産額の80%以上が株式
- 現金保有率は約17%
2020年11月時点の実績公開中。なんと、先月比130万円のプラスに!
2020年12月の総資産を公開中!現在の保有銘柄紹介も。
これは、リスクを取って資産増加スピードを速めたいためです。
なぜ、リスクを取っているか。
下記のとおり。
- リスク許容度が高い
- 40代でFIREしたい
「リスク許容度の高さ」と「40代までに資産を積み上げたい」という目標があるため最大限までリスクを取って運用しています。
リスクはどこまで取る?【FIRE達成に向けて】
結論、人によります。
リスク許容度の高さは下記の項目から判断できます。
- 年齢
- 家族構成
- 投資経験
- 性格
- 損失を抱えた時の気持ち
大体は、こんな要素から判断します。
私の場合は、下記のとおり。
- 年齢:30代
- 家族構成:独身
- 投資経験:積立2年、個別銘柄への投資1年
- 性格:心配性
- 損失を抱えた時の気持ち:不安
最近まではリスク許容度が高い方だと思っていましたが、実際は違いました。
損失額が大きくなると不安になり、株価が気になってしまうからです。
【FIREを目指せるポートフォリオを考える】株だけの資産運用はリスク大


先日、こんなツイートをしました。
米国大統領選の影響などもあり、株価が乱高下したためです。
株の乱高下で1日の変動額は50万円以上に【ポートフォリオを考え直すキッカケ】
投資額が増えると、1日の変動額が激しい。
株の売買なしで。
11/8と11/11時点での総資産額をスクショしたものです。
1日で50万円以上プラスになったり、30万円近くもマイナスになっています。
さすがに株価が気になる。
普段、株に関して心がけていることがります。
下記のとおり。
- 時間を掛けない
- 保有株の株価が上がっても下がっても気にしない
しかし、株の乱高下、投資額が1,000万円を超えてきてからは『さすがに気になる』、が正直なところです。
仕事中にも株価が気になる原因【偏ったポートフォリオ】
結論、リスクの取りすぎ。
私自身の性格、「マイナスになると不安」、「心配性」ということもあり、仕事中にも株価が気になり始めました。
『これはマズイ』と思い、対策していきます!
対策は下記のとおり。
米国総合債券ETFポートフォリオに組入
次は債権の役割について説明します。
債権(AGG/BND)をクッションに【株価暴落時の対策でポートフォリオに組入】


債権をポートフォリオに組入しようと思った理由は【暴落時の対策】です。
FIRE後のリスク許容度は低い
目標の1つである、『FIRE、セミリタイアした後』を考えると安全資産に移していく必要があります。
理由は下記のとおり。
- 収入が激減する
- 今より年齢が上がっている
- 安定収入がない
長期的に見れば株式の方がリターンは高くなりますが、値動きが激しいので投資期間が短くなるにつれ、債券のような安全資産が優位になります。
悩む人
債券って何に投資すればいいの?
こんな悩みについては、ポートフォリオに米国総合債券ETFを組み入れするのがオススメです。
深堀していきます。
米国総合債券ETF【AGG・BND】を組み入れたポートフォリオへ
米国総合債券ETF、これは信用度の高い米国債券を、まるっと購入できるETFです。
米国総合債券ETFは投資適格債券のみで構成
投資適格債券
元金・利子の支払いが確実に見込まれる信用力の高い債券で、格付けの最上位AAA(トリプルA)~BBB(トリプルB)までの債券で構成。
具体的な銘柄では、AGGとBNDがあります。
AGGとBNDはどっちが良い?
結論、大差ないので、お好みで。
これだけでは味気ないので、選ぶ基準となりそうなものを比べてみました。
下記のとおり。
信用格付け
- AGGの方が信用格付け最上位の『AAA』率が若干高い
- AGG優位(とはいえ、2つとも『AAA』が7割以上)
経費率
- AGG:0.04%、BND:0.035%
- BND優位(ほぼ同じ)
トータルリターン(設定来)
- AGG:4.22%、BND:4.40%
- BND優位(ほぼ同じ)
分配利回り
直近比較 参照元:Bloomberg
- AGG:1.95%、BND:2.05%
- BND優位(ほぼ同じ)
このように、大差ありません。
どちらを買うかというと、
私の判断は、AGGを購入していこうと考えています。
ポートフォリオに【AGG】組み入れ理由
理由は信用格付け『最上位AAA率が高い』ためです。
債券には安定感を求めたいため、今後も同じ動きをするとも限りません。
より安全な資産運用を目的としたいと考えています。
そのためには、条件があります。
- 信用格付け最上位のAAAの割合が高い
- 投資適格債券の中で最下位のBBB率が低い
上記のとおり。
ローリスクで資産運用をしたい方はポートフォリオにAGGを追加してみてみるのがオススメです。
まとめ【FIREを目指す人のポートフォリオに債権を混ぜます。】


今回は【米国債券ETF:AGG】FIREを目指す人がポートフォリオに組入します。について紹介しました。
- FIREを目指す人のポートフォリオ
【1日の変動額が50万円以上に・・・】 - 株だけの資産運用はリスク大です。
- 債権をクッションに【株価暴落時の対策】
米国総合債券ETF【AGG】のまとめ【FIREを目指す人には重要】
よりローリスクで資産運用したい方向け!
- 株式に比べ値動きがマイルド(平均±3%以内)
- 2020年3月の大暴落時でも『-3.7%』
- 年率、2%程度の分配金もあり